こんにちは!mamiです!
あなたは職場で
人を叱ることができますか?
仕事の場面において
スタッフ指導や
人材育成する上で
叱ることや指摘することが
必要な場合がありますよね!
ですが「叱る」ということに
苦手意識を持っている方も
いらっしゃるかと思います!
あなたは
■「叱ったら嫌われるんじゃないか?」
■「パワハラにならないか?」
■「叱ったら辞めてしまわないかな?」
■「自分じゃない誰かが言ってくれたらな~」
■「いつも私ばっかりで嫌だな…」
:
なんて思ったことはありませんか?
私も病院勤務時代に
思っていたことがあります!
これって
社会人あるあるかと思います!
ですが実は仕事の場面において
部下側からは
■「叱られないのは期待されていないから?と感じる」
■「見放された気がして悲しい…」
■「信頼している上司に叱られるのは有難い」
■「叱ってもらえると愛情を感じる」
■「言い方に配慮してもらえると聞きたくなる」
■「遠回しな言い方よりも具体的に言ってほしい」
■「言えない上司ばかりで頼りない」
:
なんていう意見があります!
実は部下側からすれば
「叱ってくれる人」とは
重宝される存在だったりするのです!
そこで今回は
■「怒る」と「叱る」の違い
■「やってはいけない叱り方」
についてお伝えします!
もくじ
「怒る」と「叱る」の違い
まずは「叱る」について
理解をしていきましょう!
そもそも
「怒る」と「叱る」には
違いがあります!
「怒る」とは
腹を立てた自分の怒りの感情を
相手にぶつけること
であり
「叱る」とは
相手の成長を願って
相手の非の部分を指摘・説明し
良い方向へ導くこと
です!
「叱る」とは
相手をやりこめて
再起不能にすることではありません
「怒る」と「叱る」では
大きく違いますね!
「怒って」感情をぶつけるのではなく
「叱って」導いていくことを
まず意識してみましょう♪
重要なポイント
叱るときには
相手にどこに意識を向けさせるのかが
重要なポイントです!
人には意識の階層が5つあり
①影響が非常に強い
②影響が強い
③影響がやや強い
④影響が弱い
⑤影響が非常に弱い
に分類されています!
またこれらの5つの階層は
①存在
②価値観
③能力
④行動
⑤環境
に関連しています!
どういうことかと言うと
①存在(自分自身)
に関連することは良くも悪くも
影響が非常に強い
②価値観(大切にしてること)
に関連することは良くも悪くも
影響が強い
③能力(できること)
に関連することは良くも悪くも
影響がやや強い
④行動(やったこと)
に関連することは良くも悪くも
影響が弱い
⑤環境(人・場所・道具など)
に関連することは良くも悪くも
影響が非常に弱い
という側面があります!
そのため
叱るときと褒めるときで
関連付ける部分を変えることが
大切です!
【例】
自分の①存在や②大切にしていることを
叱られた場合
影響が非常に強いため
大きなショックを受けますが
住んでいる場所などの⑤環境を
叱られた場合は
影響が弱いため
受けるショックは小さくなります!
同じように
自分の①存在や②大切にしていることを
褒められるとより嬉しくなり
住んでいる場所などの⑤環境を
褒められても自分自身が
褒められたようには感じないため
嬉しさは小さくなります
そのため
叱るときの重要なポイントは
①存在
②価値観
③能力
などを否定したり
これらに関連付けて叱ることは
避けましょう!
反対に
④行動
⑤環境
に関連付けて叱ることが
オススメです☆
なぜなら
④⑤に関連付けて叱る方が
行動がスムーズに
修正されやすくなるからです!
ちなみに褒めるときは
①存在
②価値観
③能力
に関連付けて褒めることが
オススメです☆
やってはいけない叱り方6選!
それでは
重要なポイントを抑えたところで
「やってはいけない叱り方」を
お伝えしていきます!
①人格否定をする
②原因の追究をしすぎる
③主観的に叱る
④過去の事を引っ張り出す
⑤誰かと比べて叱る
⑥人前で叱る
それぞれみていきましょう!
①人格否定をする
その人がした行動や行為を
叱るのではなく
無関係な人格の否定に
すり替わっている
パターンのことです!
【例】
■「お前使えないな!」
■「失敗するのは日頃の行いが悪いからだ!」
■「この仕事に向いてないよ!」
人格否定は
相手に大きなダメージを与えますので
気をつけたいポイントです♪
相手がした行動に
フォーカスしていきましょう♪
②原因の追究をしすぎる
■「なぜ?」
■「なんで?」
■「どうして?」
などの原因を追究する質問を
連続的に繰り返し
相手を問い詰めて
叱るパターンのことです!
【例】
■「なぜ指示通りやらなかったの?」
■「なんであんなことしたんだ!」
■「どうして何回言っても分からないんだよ!」
このように質問攻めにあうと
叱られたほうは
精神的に追い込まれてしまいます…
そうなってしまうと
■思考が停止し「すみません(ごめんなさい)」とただただ謝る
or
■「でも…だって…」と言い訳をし始める
というパターンになりがちです!
原因追及の質問は繰り返し使わず
■「〇〇について教えてほしいな」
■「〇〇した理由を教えてくれる?」
■「〇〇さんなりの何か意図があったの?」
などに言い換えてみましょう♪
③主観的に叱る
■「いつも」
■「必ず(絶対)」
■「みんな(全員)」
:
などの叱る側の主観で叱る
パターンのことです!
【例】
■「いつも遅刻してるよね」
■「あなたは大事な場面で絶対失敗するよね」
■「スタッフ全員が迷惑だって言ってんだよ」
主観的な叱り方の場合
相手は
■「いつもじゃないし!」
■「今日だけだし!」
■「みんなじゃないし!」
:
という気持ちになってしまい
反発する気持ちが強くなってしまいます!
またこの叱り方の場合
指摘だけで終わってしまい
何をどのように改善したら良いのかが
相手には伝わりません!
主観に偏らないように
「主観」と「事実」を
分けて考えるようにしましょう♪
④過去の事を引っ張り出す
いま起きたことに
類似した過去のエピソードを
引っ張り出し関連付けて
叱るパターンのことです!
【例】
■「あの時もミスしたよね!」
■「この前、自分で”分かりました”って言ったよね?」
■「これで何度目?何回言えば分かるの?」
過去のことを持ち出して
アレコレ叱っても
■「それは終わった話じゃん!」
■「またその話?」
■「今は関係ないでしょ!」
と相手は感じるものです!
さらに人によっては
ただでさえ叱られて落ち込んでいるのに
■「私はまたミスしてる…」
■「自分って成長してないな…」
■「あー全然ダメじゃん…」
と余計に落ち込んでしまいます
いま起きていることだけに
フォーカスしましょう♪
⑤誰かと比べて叱る
同僚などの誰かを引き合いに出して
比べて叱るパターンのことです!
【例】
■「少しは〇〇さんを見習ったらどうだ!」
■「〇〇さんみたいにどうして出来ないんだ?」
■「〇〇さんより仕事が遅い!早くやって!」
誰かと比較されることは
誰しも気分が悪いものです!
また引き合いに出された人との
人間関係にも
不和が生じる可能性がありますので
要注意です!
目の前の相手にだけ
向き合いましょう♪
⑥人前で叱る
大勢の人前やスタッフルームなどの
他の同僚がいる環境で
見せしめのようにして
叱るパターンのことです!
【例】
■お客様から見える場所で叱る
■後輩の前で上司が中堅を叱る
■取引先の人の前で叱る
人前で見せしめにされた場合
■「みんなの前で恥ずかしい…」(羞恥心)
■「こんな所で言わないでよ!」(怒り)
■「とにかく早く終わって~!」(逃避)
:
というような感情が湧きやすく
指摘されている内容自体は
ほとんど耳にはいらないものです!
叱る場合であっても
相手への配慮は大切です!
叱るときは
人前は避けるようにしましょう♪
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は
■「怒る」と「叱る」の違い
■「やってはいけない叱り方」
についてお伝えしました!
「怒る」とは
腹を立てた自分の怒りの感情を
相手にぶつけること
であり
「叱る」とは
相手の成長を願って
相手の非の部分を指摘・説明し
良い方向へ導くこと
でしたね!
また叱るときの重要なポイントは
①存在
②価値観
③能力
などを否定したり
これらに関連付けて叱ることは
避けることでしたね!
反対に
④行動
⑤環境
に関連付けて叱ることが
オススメです☆
さらに
職場でやってはいけない叱り方は
①人格否定をする
②原因の追究をしすぎる
③主観的に叱る
④過去の事を引っ張り出す
⑤誰かと比べて叱る
⑥人前で叱る
でしたね!
これらは子育てでも
共通する部分ですので
子育て中の方も
ぜひ参考にしてみてください♡
こんな叱り方をしていなかったか
いまいちど振り返ってみましょう♪
次回は
■叱るときの7つのポイント
についてお伝えします!
最後までありがとうございました♡
クリックして応援してもらえたら
嬉しいです♡
↓
参加中です!
インスタも更新中です♡
↓
mami