こんにちは。タカです。
いきなりですが、あなたは「あぁ、もっと自信をもてたらいいのになぁ」と一度は思ったことはありませんか?
人前で発表するときに緊張してうまく言えなかった。
会議でなかなか手を挙げられない、意見を言うことができない。
人から褒められても「いやいや、私なんて…」と思ってしまう。
などなど。
そういった経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか。
生まれてから今まで「何事にも恐れず自信満々で過ごしてきた」という人は珍しいと思います。
ただ、まわりを見渡すと、いつも堂々と自分の意見を言う人がいたり、何事にも積極的に取り組んでいる人とかもいます。
そういう人から「もっと自信を持ちなよ」とか「自分が思ったようにすればいいんだよ」など言われることもあります。
それが出来るならもうやってるよ!って話です。
簡単に出来ないから悩んでいるし、抜け出せていないのだと思います。
それじゃあ、何で抜け出せないのか。
今回はそういった悩みに対して解説していこうと思います。
気になる方は参考にしていただければと思います。
1.自信がない人の特徴
みなさんは、「自信がない人」っていうとどんな人をイメージしますか?
元気がない。声が小さい。内気な性格などでしょうか。
自信がない人は見た目(姿勢)や性格にも特徴があります。
1-Ⅰ.自信がない人の【姿勢】
最もわかりやすい特徴が姿勢ではないかと思います。
<自信がない人の姿勢>
・表情が硬く笑顔が少ない
・人と視線を合わせず、目線が泳ぐ
・うつむき気味で小股で歩く
・背中が丸まっている(猫背)
自信がない人は基本的に姿勢が小さくなりがちです。
緊張感や不安感からそういった姿勢をとってしまうのですが、意外と自分では気が付かなかったりします。
自信がある人で猫背の人って見たことないですよね。
1-Ⅱ.自信がない人の【性格】
・心配性で不安を感じやすい
・人と比べて劣等感を感じてしまう
・完璧主義で自己嫌悪になりやすい
・自分の短所ばかりに目がいってしまう
自信がない人の性格としては、他人と比べてしまう、自己肯定感が低い(自分のことが嫌い)などの特徴があります。
このように自信がない人には【姿勢】と【性格】で特徴があります。
これらの特徴は別に悪いことではありません。
見方を変えればチャームポイントにもなりますし、長所にだってなります。
「もっと自信を持てるようになりたい」と思っているのであれば、どういう特徴があるのかをまずは知るというところから取り組むことが大切です。
2.自信を持てない原因
自信を持てない主な原因としては、①やるべきことが十分に出来ていない、②他人と比べてしまう、③自己肯定感が低い、の3つが大きいかと思います。
①やるべきことが十分に出来ていない
イメージしていただきたいのですが、
準備不足で入職面接当日を迎えた時、または、準備不足でプレゼン発表を迎えた時ってどのような気持ちになりますか?
おそらく、気持ちに焦りや不安が生じてして落ち着かず、声が小さくうつむき気味な姿勢をとっていたりしませんか?
逆に、準備万端で迎えられたときはどうでしょう。
気持ちに余裕ができ、落ち着いて取り組むことができるはずです。
ようは、これまでに積み上げてきた準備や経験が「自信」にもつながるということです。
自信を持てない原因として、そもそもまずやるべきことが出来ていない(準備不足)ことがあります。
②他人と比べてしまう
自分よりも能力が高い集団の中にいると「あの人達は凄いな。自分なんて…」と劣等感を感じることってあります。
でも、自分と能力が同等、もしくは自分のほうが優位にいる場合は逆に安心したりします。
「私より下がいてホッとした」と。
簡単な例で言うと、合コンに行く時に一緒に来ている友人がブサイクな場合、ちょっと自分に自信が持てたりしますよね。
このように自信を持てない人は、つい他人と比べてしまいがちです。他人と比べることで優越感を感じたり、自分の価値観を確認することで、自信の無さを埋めようとするからです。
③自己肯定感が低い
自信が持てない原因として自己肯定感が低いことも関係します。
人から褒められても「いやいや、私なんて…」と自分のことを卑下したり、素直に受け入れられなかったりと、自分の良いところを認めてあげられない傾向があります。
長所ではなく短所に目がいってしまいがちです。
自己肯定感が低い原因としては家庭環境や今までの生活環境が関係していることが多いといわれています。
このように、自信をもてない原因としては自分の内面的な部分が大きく関係しています。
では、原因がわかったところでどうすれば改善できるのかを説明していきます。
3.自信をつけるための方法
①やることを継続していく
準備不足から不安になったり、自信が持てないのであればこれは簡単です。
とにかくやる!
そして、繰り返し継続していく!
これだけです。
ただ、これは癖がついていないと意外と難しかったりします。
「今日は疲れたからまた明日でいいかな」
「これが終わったら始めよう。あれが終わってから取り掛かろう」
などなど、誘惑することはいくらでもありますからね。
そういう方に試して頂きたいのは、それを行うことでどういった未来が来るかをイメージし、ワクワクすることです。
例えば、
プレゼンの準備を前々からしっかり準備することで、落ち着いて周りの反応を見ながら話すことが出来る。どんな質問にも的確に答えることができ、終わった時に周りの人からとても良かったと嬉しい言葉をかけてもらえた。
など。
自分が努力したことを他の人からも褒めてもらえると素直に嬉しいですよね。
たとえ結果がうまくいかなかったとしても、「これだけやったんだから悔いはない」と割り切れることもあります。
このように経験を積むことでその後の自信にもつながってきます。
まずはやることをやる。そして継続してやり続ける。
これをワクワクしながらぜひ試してみてください。
②他人と比べず過去の自分と比べる
誰しもが自分と相手を比べたことってあると思います。
「あの人はいつも上手くできていて凄いな」
「あの人の周りにはいつも人が集まっていて羨ましいな」
隣の芝生が青く見えることってありますよね。
でも、その人自身は全然そうは思っていなかったりするものです。
世の中、環境や状況が違えばいろんな人がいますし、他の人と比べていてはキリがありません。
他の人と比べるのではなく、過去の自分と比べることが大切です。
「前回よりかは上手く出来るようになっているな」
「一年前に比べて周りから頼られることが多くなったな」
など、過去の自分と比較して成長している部分に目を向けてあげます。
前より出来ている。これが大事です。
出来ないことが出来るようになると嬉しいですし、自信になりますよね。
そのためにも過去の状態がどうだったか日記をつけるなど、振り返れるようにしておくといいと思います。
「前より出来てるじゃん、私。」
ぜひ口癖にしてみてください。
③自己肯定感を満たす
これは簡単にいうと、自分のことを認め、どんな自分でも受け入れてあげるということです。
「あなたは自分が好きですか?」
自分のことが嫌いと思った方や人から褒められても「いやいや、私なんて…」と思う方は自己肯定感が低い可能性があります。
自己肯定感が低いと、人の目を気にしたり、自分を責めてしまったり、他の人から言われたことに傷つきやすかったりします。
自己肯定感を満たしてあげることで心の土台が安定し、悩みや不安で落ち込むことが減り、パフォーマンスが上がったり、結果が出るようになって、それが自信につながります。
自己肯定感を高める方法としては、
・感情をコントロールするために日記をつける
・小さい成功体験を繰り返す。その度に自分のことを褒めてあげる
・鏡の前で「私のことが好きだ」「私はかけがえのない存在だ」と言う
などがあります。
自己肯定感を満たすにはまず自分のことを知り、受け入れてあげることが大切になるので、焦らずにゆっくり行ってみてください。
④姿勢を整える
猫背で下向きにしている人を見れば「何だか自信がなさそうだな」と思うことありますよね。
その人がどれだけ自信を持っていようが、他の人からは自信がなさそうと思われるのです。
つまり、姿勢で印象は変わります。
姿勢を整えるポイントとしては
・胸を張る
・顔を上げ目線を上げる
・ゆっくり大股で歩く
です。
胸を張ることで呼吸を深くすることで副交感神経が優位になり、気持ち的にも落ち着くことができます。
それともう一つ重要になるのが、たとえ心の中では自信がなくても、堂々と自信を持っているフリをするということです。
はじめはフリで意識的にやっていることでも、いずれ本当の自信へとつながります。
①~③までは考え方や捉え方の練習になるので時間がかかることもありますが、④姿勢を整える方法は今すぐにでも出来ることなので、試してみてください。
◆まとめ
自信がない人の特徴から解決策まで説明してきましたが、一番は自分のことをよく知り、理解し、様々な経験からトライ&エラーを繰り返して成長していくことが大切かと思います。
その中から自然と自信がついてくるものかと思います。
自分のことは自分自身が一番よく知っていますからね。
自分を信じて色々とチャレンジしてみてください。